友人にもオススメすることのある「ピンクの本」こと『怒らない技術』(フォレスト出版、嶋津良智著)。

以前、夫に渡された時には、タイトルを見ただけ(!)で

「どういう意味?私がいつも怒ってるとでもいうワケ?」と

ブチ切れました。あは。
(実際よく怒ってたもんねぇ。)

しばらくの間そのピンクの本は「今後読む本BOX」に仕舞われていたのですが、
ライフオーガナイズを学び、カウンセリングのためにと選択理論を学び始め・・・
なある日、ふと思い立って読んでみました。
とても読みやすく、共感できる部分もたくさんある本だったので一気に2冊とも読みました。

「怒り」や「イライラ」について、丁寧に説明されていたり、対処法や(思考の)体質改善に
ついてのhow toが分かりやすく書かれています。

具体例も「あるある。」「いるいる。」と思える内容で、一度読めば忘れないようなものばかり。

興味深かったものの一つに、怒りに関するログ(アンガーログ)をつけるというものがありました。
ある程度の年齢になってからの海外経験もあるし、それなりのストレスをやりくりしてきたので、
異文化の中で暮らすことにほとんどストレスを感じていなかったのですが。
思い起こすと、他人に対して沸騰した(笑)、共通する2つの出来事がありました。

私の沸騰ネタはどうでもいいのですが、ログをつける(思い起こしてみる)ことのメリットは、
自分の怒りの傾向を把握し、それを回避する・対処する方法を見つけること。
なるほどなぁと、素直に感心してしまいました。

今朝、日本人会で行われた嶋津さんのセミナーに参加してきたのですが、
とても良いリフレッシャークラスになりました。

本を読んだときも思ったのですが、今日のセミナーを通じて感じたのは、
anger management(アンガーマネジメント)も思考のオーガナイズからなんだなぁということ。

怒りのポイントも対処法も、人それぞれ違って、
きっと「これが答えです!」というものはないけれど、
自分で学び考え、ソリューションを導いていく。
コントロールの可否を判断し、対応可能なものにフォーカスする。
軸は全て他人ではなく「自分」なのですね。

そして良くない怒りの表現が、選択理論でいう「外的コントール」!
「脅しに罰にご褒美」なんて、相手をコントロールしようとすること以外、なかなかありません。
って、わかっているけどついつい使ってしまう、そのやり方。
これは私たちが赤ちゃんの時から身につけた技術だと言われていますし、
嶋津さんもこれが一番「簡単」、だから人は使ってしまう、と仰っていました。
なかなかこれがむずかしい。

でも心地よく思考も心もリフレッシュした今日は、
「残りの一日絶対怒らないぞー」「外的コントロール使わないぞー」と決めて過ごしました☆

***

毎日、たった3年しか生きていない小さなひととの生活でヘナヘナ・ワナワナとなっておりますが、
良いところ・かわいいところを見て、そして彼女からの愛のコトバと抱擁で息をつないでおります。
(親ばかですみません。)


最近娘が書いた「おひなさま」(左上)と少し前の「かぞく」(下)。
生後1週間の写真(右上)と一緒にデスクの見えるところに☆

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いつも心にスペースを。


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Eri
シンガポールでLuxenity (ルクセニティ)という小さな会社と、港区で心の自立した女性達の交流サロンと養成所を運営しています。

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