2016年旧正月のレユニオンディナー(除夕夜團年飯)はゴールドと赤のテーブルで準備をしたのですが、メニューも色々考えました。
香港ではお鍋が主流とのことだったので、鶏肉と豚シャブ、それにマーケットで買った練り物とお野菜。
チキンストックをベースにしたお出汁で。
〆は広東風の細い卵麺。
長く楽しく生きていけますように、との意味をこめて。
前菜はよく作るセロリとホタテの香味ソース。
それとお正月明けのお友達との新年会でも好評だった蒸し鶏。
鶏が吉と同じ音で、おめでたいのだとか。
それから春巻き!
「春餅」と呼ばれるそうです。
春餅を食べるのは肉と野菜を包み、頭から尾まで食べ、終始一貫という縁起が良い意味なんだそう。
そして中にサプライズを仕込んだ餃子。
「更岁交子」という意味で、「交」は中国語で「餃」と同じ読み方。喜び、団欒、縁起が良いという意味だそう。
中には、キレイに洗って(煮沸消毒までしたコイン)=商売繁盛、ピーナッツ=健康長寿、なつめ(がなかったのでドライフルーツ)=甘ーい1年、を入れました。
餃子を旧正月に頂くのは中国の北部の習慣。
でも娘が学校の中国語の授業で習ったらしく、どうしてもやりたいというので決行。
それからお友達が作ってきてくれた「生炒糯米飯」。
中国サラミが入ったおこわ。
まったくヘビーではなくて、あっという間に売り切れました。
娘も気に入ったようなので、今度作り方を教えてもらおう。
お腹がいっぱいになることは分かっていたけれど、やっぱりはずせない魚料理。
年年有魚」=「年年有余」で、毎年いい収穫があるという意味。
ショウガを効かせてさっぱりと。
といってもみんな一口だけ口をつけました。
いいのいいの、縁起物だからね。
デザートには仕事と生活が年々高くなるという意味の「年糕(ニェンガオ)」。
前の日に、糯米粉とブラウンシュガーで作っておいたものです。
水と全部を同量で混ぜて蒸すだけ。
まだもっちりと柔らかかったけど、かるーくフライパンで温めて。
それと日本の冷たいおぜんざい。
紅豆沙湯圓(Sweetened Red Bean Soup with Glutinous Rice Balls)ですが、せっかく我が家に来てくれるのだからここだけ和風。
TWGのチャイグラス、ゴールドのリムなので登場させました。
結局初めて作ったのは年糕だけ。
こうやって見ると、私たち日本人の食文化って本当に広いんですね。
春巻きとか餃子とか、一般の家庭のメニューですもんね。
前日に準備したものも多く(春巻き、餃子、年糕)、蒸し鶏はお鍋のお出汁を温めるついでに蒸篭を上において蒸したから、料理したとも言えないくらい簡単。
ちなみこうすると蒸す時の肉汁もお出汁に入ってgoodでしょ。
気楽に楽しめるおうちゴハン、気合いを入れると疲れちゃうのでこんなスタイルでこれからも沢山楽しめますように。
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【お知らせ】
ピンポイントですが3/23-25で横浜です。
お時間と場所によりますが、テーブルコーディネートのコツやもちろんファッションやカラーのコツ、プライベートショッピングなどご一緒できます。
3/23 △(午前のみスタート可)
3/24 △(午前のみスタート可)
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シンガポールでLuxenity (ルクセニティ)という小さな会社と、港区で心の自立した女性達の交流サロンと養成所を運営しています。
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